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*岡本太郎は一生涯分の食糧と作った作品の量がおなじくらいなのでは、とくだらんことを南青山の記念館を訪ねて思ったりする。 *退勤後や休みの日に時間をつくって展示や公演を観に行く、というのが企画側にとっての「一般客」のイメージだけれど、はたして…

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どこかのWeb記事で現代美術を長期連載漫画にたとえていたのが印象に残っている。最新回にねばねばとまとわりつく文脈に気づくと、そのコンテンツを初めてアクセスの人にとってはなんだか気だるく感じてしまうのも無理はない。だからこそブーレーズは「歴史を…

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現代曲の楽譜をみるのにまとまった手段があるわけではなく、基本的に個別にあたることになる。おもえばその過程で海外の出版社の仕組みを学んだような気もする。 大学の図書館はもうしゃぶるように世話になった。高すぎて手が出しづらい楽譜とか、研究以外は…

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修論を出した。なんというか7年経ってはじめて大学らしいことをした気がする。音大らしいことなら山ほどしたけど。 学部入学のころは、修士の修了要件は作品だけで良かった。それが僕の院試の直前に論文が加わって、あわてて題目を考えさせられた。作品みた…

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*これは塩鯖。この正月の風習はかなり局地的なのではと思うが、うちではこれが欠かせない。死ぬほどうまい。年始にだけあらわれるわがソウルフードでござい。 *今年は「切って血の出る一年」と名付けてみた。「切って血の出る」は中上健次『紀州』にあらわ…

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Suicaは高校の通学定期として持ちはじめて、もうすぐ干支も一回り。欠かさず出していた履歴の印字もこの厚さになっていた。遠出の時は学割で切符を買うから、ここには今のところ近場の移動の履歴だけがズラズラ並んでる。ざっと10年、けど行く場所にあまり変…

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写真のテストも兼ねて。晩夏に行った松本民芸館にて。

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突然思い立ってこのブログを立ち上げた。とはいえさほど一念発起の感もないし、そもそも僕には4年続いているブログがあるので、立てたものの特に目標もない。というか4年続いている今のブログもモットーがあるようでなく、思い返すとこれまでの僕のブログは…